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世界最大級のホビー系ECサイト「駿河屋」を運営する、株式会社エーツー様に弊社サービスを利用した感想について、伺ってきました。
「mouseflow」や「APOLLO Optimize」を知ったきっかけや、 導入するに至った背景を教えてください。
幕張メッセで開催されていた「IT WEEK」という展示会で呼びかけられました。半年から1年で10%から20%の売上増が期待できると説明を受け、挑戦してみたいと思いましたね。
これらのサービスを選んだ決め手は何だったのでしょうか?他のツールと比較してどのような優位性を感じましたか?
導入するにあたって、他の2社と比較した上で、費用や、改善内容の検証手法など様々な条件において検討しました。
サービス導入にあたり、どのような期待を持っていましたか?
ヒートマップツールの導入経験はあったものの、ガッツリ活用したことはありませんでした。”サイトの可視化”に対して期待感を持っていました。
サービス導入時、不安に感じたことはありましたか?
特に不安は感じなかったです。ただし、売上が伸びた場合、配送対応など、サービス提供の側面について、少し心配はしました。
私たちが提供したユーザー行動分析とABテストサービスについてどのような印象を持ちましたか?
印象はちょっと違いましたね。こんなに積極的に改善レポートを提示してくれるとは思っていませんでした。
自分で、サイトのUIを「改善したい」と思っていても、問題点が可視化できず、モヤモヤすることがありました。APOLLO11が、それらのエビデンスを資料化してくれることで、改善を主導しやすくなりました。「やっぱりそうだよね」と思うこともあれば、「こういう問題もあるのか」という気付きが数多くありました。
びっくりしました。mouseflowの動画データを元に、ユーザーの心理分析を行っていたからです。小さい改善案でも説得力がありました。
提案した改善案について、貴社の中でどのように評価されましたか?
当初は「そもそも駿河屋を理解してないな」みたいな提案はありましたね。でも、そういうものは時間と共に減っていきました。
一方で、APOLLO11の新しい目線で出てきた改善案を、一つひとつ掘り下げてチームで議論が出来たことが良かったです。真剣に議論して考え方をすり合わせたことで、たくさんの改善を実行できました。
改善案の実行を決断する際に、特に重視したポイントや基準は何ですか?
駿河屋のあるべき形に反するようなものは、実行したくないと考えていました。たとえCV率が上がりそうでも、ユーザーを急かせるようなものは排除。ユーザー視点で「こうだったら、便利だよな。わかりやすいよな」という改善案を優先しました。
「APOLLO Optimize」を使ったABテストで、どのような結果が得られましたか?
主要なファネルについて、CV率が前年比112.54%向上しました。特に新規ユーザーに絞ると、前年比132.6%の成果が出ています。駿河屋の規模で考えると、数十億円以上の改善効果があります。
また、単純にABテストだけの話をすると、ユーザーの購入に大きく関わるページ(検索結果・商品・カート・入力フォーム・購入内容確認ページ)で実施した改善策を合算すると、CV率は従来比116.3%向上しています。
利用中に印象深かったり、面白いと感じたりしたエピソードがあれば教えてください。
印象に残っているものは、カート周りの改善ですね。送料に関するテキストを表にしたり、購入内容確認ページの商品情報に画像をつけることで、 視認性が上がりました。機能はしていたものの、見やすさの追求がされていなかったなと。これはカートページのみならず、まだまだ改善すべき点がありますね。
検索結果ページの画像のサイズを大きくしたテストの結果が意外でした。自分もBパターンの方が良いと思いましたが、結局Cパターンで最適化されましたね。自分本位じゃなくて、分析を元にしてユーザーニーズを探るべきだと、改めて気付かされました。
担当の吉丸さんから「打ち合わせに5分遅れます!」という連絡がありましたが、実際には日程を3日間違えており、72時間早く到着したということがありました(笑)
ヨーロッパから帰ってきたばかりだということで「時差ボケで72時間間違えました!すみません」というエピソードが印象的に残っています。
サービスへの総合的な感想を是非お教えください。
「やらなきゃいけないけど、やれていなかったこと」を進めることが出来て良かったと思います。
また、社内で改善提案をやろうと思うと結構大変なんですよね。エビデンスの用意自体もひと手間かかります。APOLLO11がエビデンスや検証資料を用意してくれて助かっています。
APOLLOと打ち合わせするのは楽しいんですよね。通常は、新機能の開発や問題の修正指示に対してリソースを配分することが多いです。でもこの会議は、純粋に「今あるものを良くしていこう」という機会で、とても前向きな会議。楽しいですね。こういう機会はとても良いと思っています。
そもそも、ABテストで改善施策の数値を測るということはこれまでやっていませんでした。実際やってみると、細かい対策で結果が変わることが良くわかりました。その気づき自体がとても良かったと思っています。
駿河屋様が「mouseflow」や「APOLLO Modeling」「APOLLO Optimize」を活用して、さらなる売上向上やUI改善が出来るようにしっかりサポートして参ります。