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EFOとは?課題発見方法と対策方法を解説

EFOとは?

EFOとは「Entry Form Optimization」の略で直訳すると「エントリーフォーム最適化」と呼ばれるものです。
エントリーフォームは会員登録や、お申し込み等ユーザーに具体的にアクションをしてもらうための項目になります。会員登録や、お申し込み登録を行ってもらう事で初めて企業からユーザーに直接アプローチできるようになるためEFOの改善を進める事でCVRが上昇し、よりサイトで成果を上げることができます。

EFOが重要な理由

EFO(エントリーフォーム最適化)が重要な理由は、単にフォームの使いやすさを向上させるだけでなく、ビジネスの成果に直結するからです。具体的には、ユーザーが途中で離脱する要因を最小化し、コンバージョン率を最大化する役割を果たします。これにより、より多くの顧客を確保できるだけでなく、広告やマーケティングへの投資効率も向上します。

例えば、煩雑なフォームデザインや入力エラーが多い場合、ユーザーはストレスを感じて途中で離脱してしまいます。しかし、EFOを適用して、必要最低限の項目だけに絞り込んだり、リアルタイムでエラーを分かりやすく案内したりすることで、スムーズな体験を提供できます。このような改善は、ユーザー満足度を高め、ブランドへの信頼感を向上させる効果も期待できます。

特に、スマートフォンからのアクセスが増加している現在では、EFOの重要性はますます高まっています。画面が小さい分、操作性が悪いフォームは致命的な問題になります。そのため、モバイルフレンドリーな設計を意識し、タップしやすいボタン配置や簡易入力機能を導入することが求められます。

EFOは単なる技術的な改善ではなく、ユーザー心理や行動を深く理解した上で行う取り組みです。結果として、顧客体験の質を向上させ、企業の収益に貢献する重要な施策といえるでしょう。

フォームの課題を発見する方法

エントリーフォームの課題を発見するには、EFOの分析機能がついたツールがおすすめです。
ユーザーがどの項目で離脱しているのかや、項目ごと入力にかかった時間がわかります。
このデータが可視化される事で入力フォームのどこに問題があるのかがわかるようになり、改善案を立てやすくなります。

mouseflowでは、ヒートマップ、レコーディングの機能に加えEFOの分析機能もついています。
Webサイトをより詳細に分析したい方は、是非ご利用をご検討ください。
深いユーザー行動の分析によって Webサイトの課題が明確に-mouseflow

EFOの対策方法

ツールを活用して、エントリーフォームの課題がわかったら、その課題を元に仮説を立て改善案を考えます。

入力フォームで必須でない項目の入力に時間がかかり離脱してしまうユーザーが多い場合、フォーム自体を削除したり、入力形式を自由入力の形式から内容を絞ってチェックボックスに変更したりするなど、ユーザーがスムーズに入力が完了するよう改善を進めていきましょう。

EFOの小技

  • 入力例を表示
  • 入力例、いわゆるプレースホルダーと呼ばれるものを表示しユーザーに入力する内容をあらかじめ提示することで迷いなく入力を進めていくことが期待できます。

  • 不要な項目を削除
  • 入力の項目が多いだけでユーザーには大きな負担になります。
    入力完了ができるだけ早くなるように不要な入力項目は削除しましょう。

  • 入力ハードルの低いものを先に表示
  • 入力フォームの最初にハードルの高い項目が設置されているとそれだけで離脱してしまう可能性が上がります。
    そのため、入力ハードルの低い名前や住所、電話番号など、迷うことなく入力が可能な項目を最初に持ってくるようにしましょう。

  • ステップを提示
  • どうしても長いフォームである場合、あとどれくらいフォームがあるのかを把握しておきたいものです。
    入力完了までのステップを表示し、ユーザーの離脱を減らしましょう。

EFOを進めてCVRを向上させましょう

エントリーフォームはユーザーがWebサイトでCVする際の最後の関門になります。
ユーザーにとって、利用しやすいフォームに変わることで、CVRを大きく増やすことが可能です。
フォームページまでたどり着いているけれど、CVしているユーザーが少ない場合には、是非EFOを進めてCVRの上昇を狙いましょう。

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